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初恋の味「ペーシュ メルバ」

2018.07.16

    三連休もあっという間に最終日です。
    真夏日が続きますね、熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。

    こちらのブログは、なかなか金曜日に更新できず、今週は3日遅れの更新です。



    さて、今日は「桃」のお話です。
    露地物も出始め、スーパーでは色々な種類の桃が販売され始めました。
    まさに、今が旬です。




    桃を使って作られたお菓子には様々なものがありますが、私が飛び抜けて好きなのは「ペーシュ メルバ」というケーキです。

    今日のタイトルにもさせていただきました!

    「ペーシュ メルバ」はフランス語で、英語では「ピーチ メルバ」となります。



    「ピーチ メルバ」とは、バニラ入りのシロップでコンポートした桃に、バニラアイスとシロップを添え、ラズベリーソースをかけたデザートです。

    バニラアイスの白色、桃のピンク色、ラズベリーの真っ赤なグラデーションが美しいデザートです。
    濃厚なバニラアイスと桃の甘さに、ラズベリーの甘酸っぱさが加わるので、初恋を思い出す味ともいわれているようです。


    「ピーチ/ペーシュ」は日本語の「桃」ですが、「メルバ」は人の名前です。
    19世紀後半~20世紀初めに活躍したオーストラリアの歌手、ネリー・メルバ。
    彼女の密かなる大ファンだったフランス人のコック長、オーギュスト・エスコフィエがこのネリー・メルバのために考案したデザートだそうで、「ペーシュ メルバ」の生みの親です。

    1894年頃に作られたものなので、お菓子の歴史の中では比較的新しいものです。

    「ザッハトルテ」や「タルトタタン」など、考案者の名前の付いたお菓子はありますが、誰かを想って作りその人の名前を付けたお菓子は、あまり聞いたことがありません。
    そう考えると、とてもロマンチックなデザートですね。


    また、レストランではバニラアイスですが、テイクアウト専門のパティスリーでは、アイスが溶けてしまうので、アイスの代わりにバニラのババロアを使っていたりします。




    私が昔働いていたパティスリーでは、桃を半分丸ごと使っていたので、とてもボリュームのある一品でした!
    そして、この季節にはすぐに完売してしまうほど人気の一品でした。

    桃を丸ごと使用しているお店もあるようですね!
    旬であるこの季節にしか食べられない、贅沢な一品です。

    甘酸っぱくて、本当に美味しいデザートです(*^^*)


    当店でも、何件かお問い合わせいただいておりますので、期間限定でこの「ペーシュ メルバ」をご予約でお作りしようと思います。
    ご予約は、四個以上から承ります。
    ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

    ぜひ、旬の桃で作る「ペーシュ メルバ」をご賞味ください!



    そして、一つだけご注意があります。

    桃はバラ科の果物ですが、シラカバなどの花粉症患者の約2割でバラ科果物にアレルギーがみられるそうです。

    アレルゲンの構造が、シラカバなどの花粉とバラ科の果物で似ているため、アレルギー反応を起こすといわれています。
    口腔アレルギー症候群は口の中の粘膜に果汁が触れて起きます。
    唇が腫れたり、口の中がかゆくなったりと、食べて5分以内に症状が出ることが多いそうです。
    アレルゲンが小腸に到達する前に壊れるため、主に口の中だけで反応が起きるそうです。

    このような症状に心当たりのある方は、過剰な摂取を控えるようご注意ください!
    また、加熱をするとアレルギー性が弱まることもあるそうです。



    今週は、「桃」のお話でした。




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